raspberry pi、googlehomeのIP固定
- 2019.05.29
- node.js Raspberry pi
はじめに
PCからラズパイへssh接続をしたり、ラズパイからgooglehomeを操作したりするときに、IPが変わってしまうとその都度設定を変更しなければなりません。
コントロールが簡単になる様にラズパイとgooglehomeのIPを固定しましょう
IPの固定方法
IPの固定はルータの管理画面から行います。
ルータの管理画面のアクセス方法は、ご使用のルータの説明書を読むか、見つからなければ「ルータの型番 管理画面」などと検索すれば出てくると思います。
ブラウザのURL欄に「192.168.0.1」または「192.168.1.1」と入力すれば良い場合が多い様です。
(管理画面の例)
管理画面にアクセスすると、ID・パスワードが要求されます。
初めてのアクセスであればID・パスワード共に初期設定のはずです。
こちらも取扱説明書を読むなり、ネットで検索するなりして確認してください。
(ログインができたら早めにパスワードを変更しておきましょう)
ちなみに、Nuro光でレンタルしているHUAWEI製のルータは
初期ID:admin
初期パスワード:admin
でした。
他のルータではID:root、pass:root などの初期設定も見たことがあります。
ログインすると、「LAN」や「DHCP」などのキーワードに関わるページに「スタティックIP設定」「固定IP設定」など見出しでIPを固定するためのページがあると思います。
ここに、MACアドレスおよび固定したいIPアドレスを入力することでIPを固定できます。
Raspberry PIのIPを調べる
ラズパイへssh接続をするか、あるいはラズパイをHDMIでモニターにつなぎ、GUI環境でコンソールを起動して
$ ifconfig
と入力してください。すると
eth0: flags=4099<UP,BROADCAST,MULTICAST> mtu 1500 ether b8:27:eb:1f:aa:xx txqueuelen 1000 (イーサネット) RX packets 0 bytes 0 (0.0 B) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 0 bytes 0 (0.0 B) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0 lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING> mtu 65536 inet 127.0.0.1 netmask 255.0.0.0 inet6 ::1 prefixlen 128 scopeid 0x10<host> loop txqueuelen 1000 (ローカルループバック) RX packets 0 bytes 0 (0.0 B) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 0 bytes 0 (0.0 B) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0 wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500 inet 192.168.xx.xx netmask 255.255.255.0 broadcast 192.168.1.255 inet6 240d:1a:8a9:bf00:2618:82e3:def1:xxxx prefixlen 64 scopeid 0x0<global> inet6 fe80::a95d:cb38:a0a1:xxxx prefixlen 64 scopeid 0x20<link> ether b8:27:eb:4a:ff:xx txqueuelen 1000 (イーサネット) RX packets 4435 bytes 738084 (720.7 KiB) RX errors 0 dropped 0 overruns 0 frame 0 TX packets 1999 bytes 364201 (355.6 KiB) TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
こんな感じでいろいろとネットワークがらみの情報が確認できます。
eth0はLANケーブルでつないでいるネットワークの情報、wlan0はwifiでつないでいるネットワークの情報を示している(と思います)。
私の環境ではwifi接続なので、wlan0のinetというところに現在のIPアドレス「192.168.xx.xx」が表示されています。
また、etherという項目の「b8:27:eb:4a:ff:xx」がMACアドレスです。
この二つを先ほどのルータ管理画面のIP固定ページに入力することでIPを固定できます。
google-homeのIP確認
google-homeのIPはスマホアプリから調べることができます。
google-homeをお持ちのかたはすでに「home」というアプリを入れていると思います。
スマホをgoogle-homeと同じネットワークに接続した上でhomeアプリを起動します。
ホーム画面に表示されているgooglehomeデバイスを選択し、右上の歯車ボタンを選択します。
すると、デバイス設定画面が開きます。
このページの一番下に「情報」欄があり、ここにMACアドレスとIPアドレスが記入されています。
私の場合、同じネットワークに接続しているにも関わらずなぜかgooglehomeに接続ができないこともありました。
スマホやgooglehomeを再起動したり、時間を空けたりしたらちゃんと接続ができ、IPを確認することができました。
あとはラズパイと同じ様にIPを固定します。
-
前の記事
Raspberry Piにnode.js/npm/google-home-notifierを導入 2019.05.26
-
次の記事
raspberry piでgoogle-homeを喋らせる 2019.05.31